こんばんは!
キャリアカウンセラーのあいこです。
有料でキャリア相談を受けたことのある方の多くは、「いいな」「効果あるな」と感じられたと思います。
でも、モヤモヤしたり道に迷った時に、有料でキャリア相談を受ける、ということを続けていると、ふと不安になることはないでしょうか。
「悩む度に毎回お金を払って人に頼って、自分はこれで大丈夫なんだろうか」
という思いが頭によぎる、という方、結構いらっしゃると思います。
かくいう私もその一人です。
キャリア相談を受ける効果があることは核心している一方で、毎回お金を使って他人の力を借りることに罪悪感を抱くことが度々あったのです。
今回、改めてこの点についてじっくりと考えてみた結果、結論がはっきりとしたので、記事にしようと思います。
結論、有料キャリア相談は良い!
もうね、間違いないです。
迷った時に有料でキャリア相談を受けるのは、めちゃくちゃ良い。
自分がキャリアカウンセラーだから、とかそういうことは関係なく、効果があること自体は間違いないと私は思っています。
でも、私の思いだけを語っても、ただの感想文になってしまうので、迷った時に有料キャリア相談を受けることに対する「他人に頼ることへの不安」「お金を払って相談すること」の不安という観点から見ていきたいと思います。
他人に頼ることへの不安
すべてのプロセスは自力で考えたもの
迷った時に有料で相談し、他人に話を聴いてもらうのってどうなんだろう、という思いは、どこからくるのでしょうか。
それは、「自力でやらなきゃ」「苦労は自力で越えるべきもの」という考えがベースにあることが多いように思います。
では、有料キャリア相談は、自力で悩みを考えていないのでしょうか?
そんなことはないはずです。
これまで有料キャリア相談を受けたことのあるあなたなら、自力で悩みを考えた経験を持っているはずです。
カウンセラーに会って、あなたが相談したいことを最初に告げた時、その後何と言われたでしょうか。
決して、「こうしたらいいですよ」とか「そういう時はこうしましょう」とは言われていないはずです。
「どんな時にそう思うのですか?」「その場面の時、あなたはどんな気持ちになりましたか?」等、あなたに向けられた質問があったのではないでしょうか。
そこからあなたが過去を振り返ったり、思いを巡らせて答えた言葉を元に、話が進んでいったと思います。
一言一言が、あなたが選んだ言葉を元に進んでいったのです。
キャリア相談を受けて、すっきりしたと感じたのは、カウンセラーの実績ではありません。
どの質問に対する答えも、あなたが自分で見つけたものなんです。
カウンセラーからの問いかけや反応をきっかけに自分で答えを探した結果、気持ちの整理ができてすっきりするのは、あなた自身がこれまでの自分に正面から向き合ったからこそ得られる感覚なのです。
キャリア相談に行くのは、他人に頼りにいくことと感じているなら、とんでもない。
自分で考えた時間だったことを、是非思い返してみて下さいね^^
未来の自分のためのデータベース作り
キャリア相談に行って、カウンセリングの最中にカウンセラーから色々な問いかけをされることは、普段の自分とは違う視点を入れることになります。
こちらは、コーチングで活躍されている方のツイート。
人は見たいものを見たいようにしか見ることができません。
— たくちゃんコーチ/CPCC, PCC (@tkcpcc) July 12, 2021
自己の認知だけに頼っているので、内省しても得るものは少なくなってしまいます。
他の視点を得ることで、初めて見えなかったものが見え、自らを俯瞰することが可能になるのです。
自分一人で色々なことを悶々と考え悩みぬいても、そこから出てくる答えは、やっぱり自分にとって普段から見えていることに留まりがち。
キャリアについてもそうですね。
「今のままでいいのかな」と思い、一生懸命自己分析をしても、自分が自覚している自分の視点からしか見ることができない、ということがよくあります。
有料でキャリア相談を受け、自分ではない他人、しかもその道のプロと話をすることで、思いもよらない質問を受けたりします。
先に述べた通り、どんな問いかけであったとしても、その答えを出したのはあなた自身なので、最終的に気持ちの整理ができるようになったとしたら、自分の成果であることは変わりありません。
でも、自分では考えてこなかった視点からの問いかけを受けられる、という点はキャリア相談のプロにカウンセリングを受けるからこそ得られるメリットです。
そして、カウンセリングで得た新たな視点は、間違いなく少し先の未来でキャリアの悩みにぶつかったあなたにとってのデータベースになるはずです。
有料キャリア相談、とは、言い換えれば「未来の自分のデータベース作り」となるのではないでしょうか^^
お金を払って相談することへの不安
有料だからこその効果
自分のキャリアに行き詰る度にお金を払って相談するなんて、、と、「有料」というところに引っかかっている方も多いのではないかと思います。
でも、有料だからこその効果があります。
例えば、駅前で無料で配られているコーヒーを飲んでいる時と、おしゃれなカフェで購入した高価なコーヒーを飲んでいる時だと、どちらの方がより大きく・長い満足感を感るでしょうか?
ほとんどの方は、後者だと思います。
無料のコーヒーも、思わぬチャンスに嬉しくなるとは思いますが、コーヒーを無料で入手できた瞬間が喜びのピークです。飲む頃には嬉しかった気持ちも落ち着き、特別感は感じなくなってきます。飲み終わったころには、「得したな」と少し思う程度でしょうかね。
一方、おしゃれなカフェで購入した高価なコーヒーは、買った瞬間よりも、むしろ「飲んでいる最中」が喜びのピークです。飲み終わったときにも、自分にご褒美を買ってあげたことを思い出して満足感を感じる人も多いのではないでしょうか。
有料のカウンセリングを受けることは、無料のコーヒーと自分で買った有料のコーヒーのように、違うんです。
人は、達成するまでの期間が長い・困難が大きい方が、達成した時に大きな喜びを感じやすい傾向があります。
迷った時、無料キャリア相談に申し込む場合、相談ボタンを押したらすぐ決まります。一方で、有料キャリア相談であれば、理想の価格帯のものを探して、決済手続を踏まえて、ようやく予約、となります。
つまり、有料キャリア相談の方が、実際に相談するまでのステップが多いんですね。
キャリアに関する悩みがあるなら、すぐ受けられる分、受けた満足度の持続性が一般的に弱い傾向のある無料相談よりも、受けるまでのステップがある分、満足度の持続性が期待される有料キャリア相談をおすすめします。
元をとろう、という気持ち
金額の大小に関わらず、自分の財布やクレジットカードから、何かにお金を払う行為は、「払った分の対価を得よう」「元を取ろう」という気持ちを引き出してくれます。
無料相談の場合、まあ無料だし…と気がかりな点についても、時間がなければ話さずに流してしまうこともあるかと思いますが、有料の場合は、「払った金額の元を取ろう」という気持ちが強くなり、気にかかることをより深く話しやすくなります。
もちろん、カウンセラーが話したいと思える人じゃなければ話す必要はありません。でも、もしカウンセラーが話しやすい人であれば、気がかりなことについて色々と話せた方が、解決に向けた道を一緒に考えやすくなります。
有料の相談だからこそ、元をとろうという気持ちが生まれ、その結果、気になることをより深く相談しやすくなるメリットがあります^^
結論=迷った時は、有料キャリア相談が良い
ここまで見たように、迷った時には、有料でキャリア相談を受けるのが良いです。
行き詰る度に有料相談に行く、というのは全然恥ずかしいことではありません。
むしろ、自ら視野を広くするための行動であり、とっても素敵なことです^^
どれだけ優秀な人でも、自分で考えられる視点には限界があります。
一人だと、持てる視点が限られます。
有料相談で、キャリアカウンセラーに、コーチに、話してみて下さい。
きっと自分一人では持てなかった視点に気付かせてくれますよ^^
世界的に有名な経営者も、精神科医も、心理学者も、、トップで活躍されている方でコーチやメンターを付けている方は多いです。
迷う度に相談にいくことが、視野を広げてくれる、と彼らは知っているので実行してるんでしょうね^^
この記事を読んでいるあなたも、もし行き詰った時の有料相談に罪悪感を感じているようであれば、悩む必要はありませんよ。
ぜひ、困ったときにはご連絡くださいね^^
ではまた~!